学会演題出して!の連絡があったとき思うこと

こんにちは。エコプラQです。

 

よくある連絡ですが、またありました。

「一般演題足りないから出して!」の連絡です。

 

私に出すようお願いされることもありますが、施設単位でお願いされることもあります。

演題数によっては、できる企画が変わることもあるようで、開催側としては結構必死な訴えをされることもあります。

いままであったのが、

  • 特別企画のためにはあと5例必要だからみんな1演題ずつ
  • 10演題目標にしているからお願い
  • お世話になった先生からお願いされたから演題出して

のような感じです。

この業界の先輩からお願いされると断れないこともあります。

そもそもですが、演題出すのは良いことだと思います。

ものすごく勉強になるからです。

ただ気になるのは、

「演題さえ出してもらえばいい」

「演題数さえあればいい」

というようなお話も少なくないことです。

 

本来、演題を出して発表することは、本来すごく貴重な症例を体験したので、同じソノグラファー内で情報共有してお互い勉強しましょう!というのが理想だと思っています。

いままで、自分が勉強になった症例を発表して、時間と費用をかけてスライドまとめて練習して手間暇かけた割に、参加者以外に伝わらなかったり、記憶に残らなかったりする・・・

そうなってしまうと、本来の意味が薄れてしまい、私の頑張りも意味がなくなり、ちょっと悲しくなります。

せっかくなるなら印象に残して苦労を爪痕にして残したい!と思います。

 

なので、演題を出すときは、記憶に残るようインパクトを付けようと思っています。

題名や抄録はあまりインパクト残せないので、発表スライドにいろいろ工夫を仕掛けます。

例えば、いままでやってみたことはこんな感じ。

  • 発表の文言に印象に残る言葉を入れる
  • スライドのアニメーション機能で画像をめちゃくちゃ動かす
  • 裏話を色々述べる(上司とのやりとりで苦労したこととか)
  • 漫画や映画などの有名なフレーズをちょっと入れる

これまでの取り組みで、参加者から「こんな症例だったんだね!すごく記憶に残った!」という反応を貰えたこともあり、嬉しくなりました。

発表は演題数だけ求められることもありますが、演題内容を覚えてもらうために、発表者にもできることはあるのでは?と思ったので、ツラツラ述べました。